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診療科ごとの収入ランキングTOP3【現役医師の教える】【稼げるのは何科?】

一口に医師と言っても、内科や外科、皮膚科や整形外科など様々な診療科に分かれています。

さらには、内科の中にも循環器内科、消化器内科、呼吸器内科など、、、細かく臓器ごとに専門の診療科が分かれています。これは外科についても同じで、心臓血管外科、脳外科、消化器外科、呼吸器外科など、一般の人からすると一体どの病気ならどの科にかかれば良いのかが分からないくらい複雑に分かれています。

これらの診療科の違いで、医師の年収や勤務時間などの差は大きく分かれます。

しかし、医療関係者以外の人にとっては、どの科の医師が稼いでいて、どの科の医師が稼いでいないのかはあまり分からないことと思います。

医療機関ごとに医師の給与は様々であり、医師個人の資質によっても待遇に差が出るため一概に診療科だけで収入を論ずるには限界がありますが、一人の医師として観察している限りでの印象で、稼いでいる診療科のランキングを発表したいと思います。


5位:整形外科

稼いでいる診療科の5位にランクインしたのは、整形外科です。

保険診療の点数の問題で、一昔前よりは開業医の整形外科のウハウハ度合いは減ってはいますが、いまだに稼げる診療科として名を馳せています。

特に、患者自体の数の多さは圧倒的ですね。

想像していただきたいのですが、高齢者になれば身体のどこかしら痛んでくるものです。腰や膝が痛いという訴えは聞いたことがあるでしょう。

そういった際にまず受診するのは整形外科になります。慢性的にずっと通い続けるような疾患が多いため、安定して医療機関に収益をもたらします。

また、緊急の手術ではなく、予定を組んで手術の数をこなすことができ、病院の診療科ごとの収益ランキングでも常にトップにいることが多いです。そのため、病院からは稼ぎ頭の診療科として重宝されることが多いです。

4位:眼科

こちらも、高収入で有名な診療科である眼科がランクインです。

保険点数上、お金を稼ぎやすい診療科となっています。

更に、眼科医のメリットとしては急な呼び出しが少ないという点にあります。

他の診療科であれば、患者の急変などで急な呼び出しが発生することがありうるのですが、眼科ではなかなか緊急で対応が必要な疾患がありません。緑内障の急性発作くらいのものでしょうか。そう言った働きやすさも含め、魅力的な待遇となっているところに注目ですね。

3位:美容整形外科

意外と?3位なのが美容整形外科です。

1位だと思われる方も多いかもしれません。

勿論美容整形外科の先生は、普通の診療科では考えられないほどに稼いでいるのは間違いありません。

特に、美容整形外科に転向してすぐの頃はそれまで一般的な外科系の診療科で働いていた医師にしてみれば、ギャップを感じることでしょう。

年収2000万円ほどの給与をすぐに得ることが出来ますので、一般的な若手勤務医からすると金額は高いですね。

2位:放射線科

こちらは医療関係者以外の方からはあまり馴染みのない診療科かと思います。

ドラマの「ラジエーションハウス」でもテーマとなった科ですね。

放射線科は放射線診断科と放射線治療科に大別されます。

ここで給与面で大きく差をつける可能性があるのは、放射線診断科です。

一般的な病院の勤務医としての放射線診断科医師としては、平均的な勤務医の給与であることが多いと思われますが、画像読影のアルバイトの仕事は数多くあります。

また、画像診断を行う会社を自ら作り、そこで収益をあげていくという放射線科ならではの道もあります。もし起業して収益がうまく上がれば、個人としての収入も夢のある世界へとなっていくことは間違いないでしょう。

1位:麻酔科

麻酔科も、一般の人からすると想像がしづらい診療科かもしれません。

一般的には、手術中の麻酔を担当する診療科として有名ですね。

実際にはその役割は幅広く、 ICU(集中治療室)や救急、ペインクリニックなどの仕事があります。

その中でも、手術中の麻酔の仕事は、契約によっては非常に高い収入を得ることが出来ます。

医師個人と病院との契約という体裁をとることになるのですが、

手術の〇〇%=麻酔科の給与

という契約をできれば、これを続ければ1億円プレーヤーも夢ではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段馴染みにのない診療科の話もあったと思いますが、参考になりましたら幸いです。

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